昨夜とある店

夜10時。
客 『ママ、今日は気分がいいんだ(*´ω`)』
ママ『そうなんですか(・∀・) まぁ一杯どうぞ♪』
客 『いつものやつね(・∀・)!!』
ママに「いつものやつ」とやらを出されて一気に飲み干す客。
ほろ酔い気分でぽつりぽつりとなにやらききとりにくい声で語りだす。
客 『今夜は朝まで飲むぞー!!!!』
ママ『またまたご冗談を^w^; ほどほどになさいませ。』
客 『なにいってるんだ! どんどんのむぞ!
    早く例のやつ出してよママ!!』
ママ『は、はい・・・(´Д`;)』
どんどんペースアップしていく客の飲みっぷり。
それに反していつのまにか店には穏やかな曲が流されている。
夜12時をすぎてさすがに疲れてきたママ。
ママ『そ、そろそろもうお帰りになってお休みになったら?』
客 『なにいってるんだっ 朝まで飲むっていっただろ!!!!!』
ママ『(´Д`;)』
突然泣き出す客。
なだめるもまったく泣き止むそぶりがない。
客はすでに飲みすぎて飲んでは少量吐き、飲んではまた少し吐きを繰り替えす。
そしてついに激しく泣き始め、ママにはなすすべがない。
時計は深夜3時をまわっている。
そこになにやら様子がおかしいと店をのぞく初老のオーナーが現れる。
オーナー『お客さん、そろそろお休みになった方が。』
客 『(号泣)』
ついにはあきれてオーナーは後をママに託して帰っていく。
そして朝5時。
泣きつかれた客はそのまま眠ってしまうのだった。


客の名はまゆたん。
ママはエマ。
こんな春の一夜いかがでしょう(´Д`;)